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とある物忘れの激しい高専生による備忘録

平部員から見たコンピュータ部の現状とこれから

はじめに

こんにちは。ヤマゲンです。今回は1年間平部員としてコンピュータ部に所属していたのでそこで感じたことなど書いていこうと思います。この記事は高専IT系部活 #kosenit Advent Calendar 201818日目の記事です。前回の記事はこちら

今まで

ぼくは豊田高専のコンピュータ部に所属しています。(詳細については部長が書いた記事を参照してください。)もともと豊田高専自体はとても閉鎖的な文化圏を築いていて、コンテストに出る人間はごく一部のオタク(意識高い系)という感じの学校だった(らしい)のです。

現状

そんな陰キャ集団だったコンピュータ部も過去のものとなり、今ではたくさんの部員と共に、部内LT会を行ったり、いろんなコンテストに参加したりしてその名を轟かせるようになりました。僕もいろんな高専の人に「豊田高専」の名を知ってもらえるようにいろんなところに行っていろんなことをしています。僕は今年コンピュータ部に入ったばかりのペーペーですが、そんな僕でもわかるくらい部としての活動が広がっています。それ自体はとても良いことで、僕も大賛成ですが、うちの部活ならではの問題点が色々と発生したりします。

例えば豊田高専の寮制度の話です。うちの寮はとても大きく、1,2年生の多くは寮生です。しかしながら、豊田高専の寮では1,2年生のPC持ち込みが禁止されています。これはコンピュータ部にとって最も大きな弊害と言っても過言ではないでしょう。もちろん、寮生でも自前PCを持っている人はいますが、なかなか持ってくることや管理が難しい環境です。解決策は色々ありますが、とりあえず、どうにかして1,2年生に1人1台ずつ、自由に扱えるPCがあるとみんなが幸せになれると考えています。

また、急激な変化に追いつけていない部員も少なからずいるということもあるのではないでしょうか。もちろん、熱意があってすでに作りたいものが明確にあってそれに向けてこの部活という場所が必要だと感じている人にとってはなかなか楽しい環境が整いつつあると思いますが、多分うちの部員は全員が全員そういった心持ちではないと思います。そういった人たちを置いていかないような改革が必要かなあと思います。

まだまだ僕の思う問題点は色々ありますが、大きな変化は部にも部員にもなかなか負担が大きいもので、既存の問題点が浮き彫りになっていきます。そういった問題を少しずつ解消していくのが、いい感じの部を作ることにつながるのではないでしょうか。

これから

僕自身は面白いことが好きで、日々新しい技術に出会うことにワクワクしています。しかし当然ながら、部員が全員そういう人間かというとそれは違う話で、LTをすることが楽しいと感じている人もいれば、そうでもないという人もいるわけです。まあもちろん人前で話すスキルが必要なのは知っている上でこういった話を書いていますが、そもそもその楽しさを知らない人に対してどういう形を取ればさらに楽しむことができるのか、というのを色々考えたりしています。例えば僕が今やりたいのは部内ハッカソンです。部内ハッカソンの本質はグループで一つのものを作って一体感を高める、みたいなそんな良い子ちゃんなことではなく、これから必須になる、人と開発することの大変さをその身をもって経験してほしいのです。LTだけでは得られない経験というのはたくさんあって、それはもちろん、人前で話すという経験の一つ前のステップである、自分の意見を能動的に述べるスキルというのを養うことにも使えると思っています。ハッカソン形式で開発を行うことで、個々の実装能力の向上が見込め、また、わからないことは調べる、というスキルも身につきます。その他様々な経験を積むことができるので、一度どうなるかやってみたいなと思っています。まあやってみないとわからないので、とりあえずなんでもやってみるのが良さそうですね。そのためにハッカソンを行えるようにする最低限の知識等をレクチャーできたらなと思っています。

まとめ

長くなりましたが、まとめです。部活として活動することはとてもいいことですが、その活動を行ったあと、どのようなことをするのかが、これからはさらに重要になってくるのではないかと思います。これらは一応自分としての目標であり、部員にも知っておいてもらいたい知識と指標であり、また、他の方々にとってもいいマインドになるのかなと思っていますが、どうでしょうかね。勢いで書いてしまったので煩雑稚拙な文章になってしまいましたが、居心地が良く、切磋琢磨できる環境作り、また実践で役に立つ経験と知識を詰める場所。そんな部活にしていけたら良いですね。

次の記事は明後日、Kotomi1338さんの記事です。