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とある物忘れの激しい高専生による備忘録

電子書籍を使い始めてみた話

はじめに

ヤマゲンです。今回は、ちょっと前から本を買うときKindleを使うようになったので、その話を書こうと思います。

きっかけ

ぼくがなぜKindleで本を買い始めるようになったのかは、遡れば8月くらいのセキュリティキャンプまで行くと思います。この頃の記事もあるので、興味があれば読んでみてください。「ぼくとOS開発とセキュリティキャンプ

このとき、何があったかというと、僕は東京まである本を一緒に持っていきました。はい。名著『30日でできるOS自作入門』ですね。

別に持っていくこと自体はよかったのですが、この本、知っている人は知っていると思いますが、かなり重いです

他にももっと重い本がある、という意見があると思いますが、残念ながらこれは相対的な話ではなく、絶対的な重さの話です。もちろん普通の書籍と比べるととても重いです。

これを東京まで持って行った自分を褒めたいくらいですね。

本題が逸れましたが、まあこういう経緯があり、本を電子書籍で読むことを考えるようになりました。

電子書籍にしてよかった点

大きく分けて

  • 持ち運びが楽
  • 読みながらのコーディングが楽
  • 安い
  • しおりがいらない
  • 暗いところでも読める
  • かさばらない

ということが感じた利点だと思います。安いというのはものによりますが、Amazonで買うと半額くらいで変えるものもあるのでかなりお得に買えたりします。

電子書籍の欠点と書籍の利点

電子書籍はなにも良いことばかりでもないので書籍の良い点と絡めて並べると

  • 買ったことを忘れる
  • いつでも読めるが故になかなか読まない
  • 「読んだ感」が薄い
  • 手元にないとなんだか寂しい

これらはもう伝われ、と言いたいのですが説明すると、

1

一つ目の「買ったことを忘れる」というのは、多分僕固有の症状かもしれません。ぼくは結構本が届くと気分が上がってすぐにでも読んでしまうのですが、Kindleの場合あまりそういう感動がないというか、DLだけなので買った実感が薄い感じがするんですよね。なので後回しにしがちなのだろうと思います。

2

二つ目の「いつでも読めるが故になかなか読まない」というのですが、ひょっとしたらこれも僕固有の症状かもしれません。Kindleに入ってると本当にいつでも読めて、スマホにも入れられるしPC、iPadにも入れられる、さらにオフラインでも読めるという感じでどう頑張っても読めてしまう環境があるんですね。実際の書籍を前にすると(もしくは開くと)ぼくは結構「読むぞ」って感じになるのですが、Kindleだとその感じが薄くて、機会とかいう以前にきっかけすらも失ってしまうという感じになってしまうんですね。もちろんモチベーションがあればそんなことはありませんが、割と積み本が多くなる原因かもしれません。

3

三つ目の読んだ感が薄いというのは、本って「ここまで読んだからあとこれくらい」ってのが見ればわかるのですが、Kindleはそうもいかなくて、たしかにページ数とかパーセンテージは表示されるのですが、本の書籍特有のだんだんページが進んでいく感じがわかりにくいというのがあって、「読んだ感」が薄いという気持ちを抱きました。

4

長くなりましたがこれで最後です。四つ目の手元にないとなんだか寂しいというのは、電子書籍を敬遠する人が多分1番不安に思ってることじゃないかなと思います。そしてそれは実際僕も感じています。今まで話してきた3つの項目も全てはここに帰着する感じで、結局は少し物足りない気になってしまいますね。

まとめ

なんだかんだいいましたが、結果的に電子書籍はとても良いです。僕は多分これからも使うだろうし、世界的にもどんどんそういう動きになってくる(きてる?)と思います。まあ迷ってる人はこんな記事読まずにさっさと試してみればいいと思いますが、少しでもなんかの参考になれば良いと思います。ぜひ一度試してみてください。