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とある物忘れの激しい高専生による備忘録

就活を終えて

※ この記事は3月頭に書かれた記事です。

はじめに

みなさんお久しぶりです。ヤマゲンです。 ## ※ この記事は3月頭に書かれた記事です。 記事を書くのは大分久々な気がしますがその間何をしていたかというと、『就職活動』です。 自分は高専4年なのですが、この業界では最終学年の一つ前の学年の後半で就活するのが多いような気がします。企業からの応募も夏〜秋に始まってる企業をよく見かけました。とりあえずここでは自分がどんな就活をして感じたことや、こうすれば良かったことなどをお伝えしたいと思います。自分はおそらく少々特殊な就活をしていると思うので参考程度に読んでもらえるといいかなと思います。

夏休み(インターン)後〜挫折まで

前提として、自分は夏休み中にDeNAさんとDMMさんのインターンに行っていました。これらに関しては別記事を参照してください。 また、mixiさんの〇〇 challenge 系のイベントに参加していました。 これらの縁から、最初はこの三社で就活をはじめました。正直この時自分は就活を完全にナメていました。 というのも、インターンの時は割とスムーズに進んで、インターンを経験したことで自分への評価も割と高くなっていました。 この三社の中からどこかに入れたらいいなあなど考えながらぼんやりと就活をはじめました。

まずはDMMさんですが、最終選考で落ちました。インターンのこともあり技術的にはかなり評価していただけていたみたいなのですが、理由として大きなものは慣れない面接でとんでもなくテンパってしまったことでした。インターンや他の面接ではほとんどがリモートでの面接だったのですが、実際に会って話すというのは色々と精神的に厳しかったです。自分は色々なところで前に立っているのですが、どうしようもないほどあがり症で、それも1対1で目上の方との会話はかなり苦手な部類であることをすっかり忘れていました。なんの心構えも無しに行ったので当然うまく言葉が出てこず、さらにとても深堀されて話を聞かれてんやわんやになっていました。このときにもっとこの先どうなりたいかなど考えておけば良かったのですが、当時の自分は最初だしこういうこともあるよね。と流してしまいました。

次に受けたのはDeNAさんでした。このときはリモートでの面接でしたが、最初の面接で落ちました。お祈りメールしか来なかったので具体的な理由はわかりませんが、この時も特に何も考えずに突っ込んでしまったので当然の結果といえばそうですね。この時の自分はそもそも簡単に入れるところではないことはわかっていたので仕方ないなと思いながら結構割り切った気がします。今思えばもっと準備していればもしかしたらもう少し進めたんじゃないかと思うくらいには後悔しています。

そしてmixiさんですが、こちらは現場面接で落ちました。人事の方がとても気にかけてくれていたのでかなり色々なアドバイスをもらって選考フローも結構進めました。しかし、現場面接では自分の知識の浅さと視野の狭さが原因で落ちてしまいました。このときかなり具体的なアドバイスをもらっていたのでもっとしっかりと考えておけば良かったのですが、自分は表面上での取り繕い程度の考えしか持っていませんでした。この時は考えに具体性がなく、かなり漠然としか考えていなかったです。

ここまででかなりヤバイ状況なのではないかと気付きました。3社の選考がすべて終わったのが11月の末だったので表面上では「まだ大丈夫」とへらへらしていましたが、精神的にはかなり焦っていました。色々な人からは「高望みしてるのだから仕方ない」など言われたりしましたが、内心根拠のない自信があったのでそれを完全に折られたショックは大きかったです。

時系列が少し前後しますが、mixiさんを受けているときにサポーターズさんから電話があり、面談をして企業さんの紹介をしたい、という旨の連絡をいただきました。そのときの自分はmixiさんに行く気満々だったのですが、まあ話くらいなら聞こうかなと承諾しました。その面談で何社か紹介してもらい、興味を持った企業とのカジュアル面談を組んでもらったり、選考フローにのせてもらったりなどの支援をしてもらい、大変助かりました。また、エントリーシートは最初に自分の自己紹介や漠然としたアピールポイントなどからしっかり文章に落とし込んでいただき、なんだかすごい人間のような書き方をしてもらえました。

それから興味を持った会社さんと面接をしたのですが、希望した3社中、2社は1回目の面接で落ちてしまいました。ここでの原因も『軸』がかなりぶれていたということが挙げられると思います。面接でその場しのぎの言葉を発し、それが完全に悪手となり落ちた部分が大きかった気がします。

ここら辺で2019年が終了します。就活を始める際、年内に就活終わればいいなあ〜などと言っていた自分をぶっ叩きたいくらいの気持ちになっていました。この時点で5社受けて全落ちしていたのでかなり自信はなくなっていました。企業側からしたらそんなことは無いと思うのですが、自分の気持ちとしては今まで自分がやってきたことが全て否定されている気になっていました。このとき就活やらSecHackやらが重なってかなり追い込まれていた気がします。 サポーターズの方には年明けにまた企業さんを紹介してもらいたいとの旨を伝え、年を越しました。

内定まで

ここまででかなり凹んでいたのでどうしようか悩んでいたのですが、サポーターズさんから「就活で悩んでることありませんか?良かったら一度面談して作戦会議しませんか?」との連絡をいただき、この状況をなんとかしたかったのでお願いしました。そこで話した内容としては

  • 将来どうなっていたいか。
    • これをできるだけ具体的に
  • 就活の軸とはつまり将来のために何が必要なのかという条件であること。
  • 自分の軸とその企業との共通点を様々な角度から3点以上伝えること
    • これが少ないと「他の企業でも良いのでは?」という風になってしまう
  • 自分の経験をもとに話す

といった感じでした。今までの自分に足りなかった考えの部分をここでかなり補ってもらえた気がします。 これらを意識して面接をしたら、今まで一次面接で止まっていたのが、かなり進めるようになりました。 2回目に紹介してもらった企業さんとは残念ながらあんまり合わなかったりしたのでそもそも選考フローに乗らなかったりしたのですが、1回目に紹介してもらった企業さんとWantedly使って声を掛けてもらった企業さんの選考はどんどん進み、その2社から内定をいただくことができました。

かなりスピード感ある終わり方をしましたが、一旦ここで就活を終了し、内定をもらった2社のどちらかにしようと決めました。

内定承諾まで

2社から内定をいただいたのはとても喜ばしいことだったのですが、ここからがかなり悩みました。

どちらの企業さんもスピード感は同じだったので1ヶ月後に返事をくださいと言われている状態で、どちらの企業さんとも何度も面談を行い、じっくり検討しました。そのときちょうどテスト期間でかなり精神が参ってる時だったので正直かなりキツかったです。落とされることは無いという安心感はあったものの、自分にとっては「どちらも良い企業」という印象が強く、ずっと決められずにいました。そもそも自分の軸である条件を満たした企業を選んでその軸で判断するというのも難しい話です。大企業とベンチャーなどわかりやすい差があれば良かったのですが、規模感としては、まあ多少なり差はあるとは言え、どちらも自分にとっては基準を超えた企業でした。

結局両社とも食事をしながら現役のエンジニアの方や新卒入社の方と話していたのですが、結局内定承諾期限ギリギリまで迷ってました。

まあ結局は片方に決めたのですが、決め手は色々あったものの、やりたいことはやはりプロコン等で培ってきた問題解決マインドを生かしたい、困ってる人の力になりたいという感じでした。

まあそんな綺麗な理由もあれば、ちょっとだけ給料がよかったというのもあるのですが・・・

とまあ、こんな感じで内定承諾をして、もう一方の会社に内定辞退を伝えました。この内定辞退というのがとても心苦しかったです。(なんせ毎回毎回いい食事を奢ってくれてとても期待してくれていたので)

もしや今まで落とされた企業もこんな気持ちで自分を落としていたのだろうかと思ったのですが、そうではないなと思いました。

ちなみに内定した会社はfから始まる青い会社です(言い方が悪い)

就活を終えて

まあ就活はこんな感じでした。

正直つらかった部分の方が多かったものの、決まってしまえば気が楽です。自分はかなり早い段階で就職を決めたのでこれからは就活や編入でヒーヒー言ってるクラスメイトを茶化す日々が始まるかと思うとわくわくしますね。

自分は豊田高専でよく「なぜ名古屋じゃなくて東京で就活してるの?」等聞かれましたが 名古屋には観光地が無く 名古屋はかなり便利なところなので、一度ここに根を張ってしまうともう出られなくなりそうだったのでとりあえず東京に出ることにした、なんていう安易な理由です。

その影響で何度も東京へ新幹線でビューンと行って帰ってましたが今回の就活でかかった費用はほぼ0円です。大体企業の金で東京に行き、いい飯を大人の金で食ってました。 最高でしたね

これから就活する人へ

自分のケースは多分かなり特殊なのではないかと思いますが、就活での大事な要素として、自分が大事だと感じたのは

  • 見栄を張らないこと
  • 軸を決めること

かなと思います。自分の性格的にかなり見栄っ張りなのであることないこと話してしまうのですが、これは大変危険なので、もういっそ素直になってみるのがいいと思います。ただ素直すぎてもよくないので、嘘をつかない程度に自分を大きく見せるというスキルを身に着けることが大事なんじゃないかと思います。

これは場数をこなさないと身につかないので第一希望の会社は何社か受けた後に受けるのがいいと思います。 推薦とかの人は・・・・・・・たくさん自己分析とか練習とかした方がいいと思います・・・

まあそんな感じで、就活は 余裕を持って賢くやるのが大切だと思います!

最後に

2021年から東京で働くので同期や社会人の方は一緒にご飯行きましょう!あとその頃には酒飲めるようになってると思うので誘ってくださいね!

3,4年生のみんなは就活なんてまだ先だと思ってると結構すぐ始まっちゃうので、インターンとかしたらいいと思います!

僕のように自由気ままに就活するならコンテストとかやってると話すこと増えて楽になるよ!

長くなっちゃいましたが、こんな感じでした!この記事から何かを汲み取ってもらえると嬉しいです! 多分同期の就活エントリーとかたくさん出てると思うのでそこらへんと見比べて正しい情報を精査しながら就活できるといいですね!

ここまでご覧くださりありがとうございました!それでは〜