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とある物忘れの激しい高専生による備忘録

資格のお話

はじめに

前回の話は上手くまとまらなかったので、上手くインスピレーションが湧いたら(?)書こうかなと思います。
さて、今回はつい先日受けた「基本情報技術者試験」についてのお話と、資格全般に対する僕の意見を述べられたらなと思います。

基本情報技術者試験を受けて

基本情報技術者試験の春試験を受けました。合格発表は来月ですが、解答例が出ていたのでとりあえず自己採点してみると、(午後試験の配点の計算方法がよくわからなかったので)上手くいけば合格しているかなというところでした。まあここまで至るのに紆余曲折あったので少し書きたいと思います。

当日まで

申し込みをしたのはだいぶ前だったのですが、様々なコンテストやイベントが重なり、なかなか思うように勉強はできませんでした。勉強を本格的に始めたのは4月に入ってからで、勉強方法は中学時代、勉強をする方法として用いていた方法を久しぶりに実践しました。これは30分勉強して10分休憩する。というサイクルをひたすら回すのですが、これを19時から翌日の1時まで続ける(その間に飯と風呂が入るのでそのへんは考慮)ことをしていました。この方法はかなり集中できて、10分の間に仮眠をすれば眠くならずにずっと集中し続けることのできる、僕の知りうる限り最強の勉強方法です。
ただ、この勉強方法には欠点があって、アラームの音にめちゃくちゃ敏感になることと、精神がぶっ壊れることです。僕は元々集中が全くできないのでわざわざこういう方法を用いていましたが、最後の方は全然集中できずに時間ばかり気になっていました。この方法は長いこと続けるものでは無いですね...また、所属している組織の方でもたくさんの仕事が重なり、相当ストレスを抱え込むことになりましたが、なんとか当日を迎えました。

試験当日

試験はとある大学の1室で行われました。大学はやはり高専と比べ物にならないくらいキレイで広い施設だったので少し感動しました。直前に詰め込むのはスマートでは無いので、スマートに直前までトイレに篭っていました。試験が始まってから、順調に解き進めていきました。意外とわかったのが少し不思議なくらいです。ただ問題も終盤に差し掛かった頃、腹に異変を感じました。その異変は次第に主張を強め、最後の3問くらいになった頃には顔が真っ青だったと思います。なんとかすべてを解答し、早急に途中退室。トイレに駆け込みました。なんとかセーフでしたが、よくよく考えるとかなりリスキーなことをしていますね。反省です。さて、ここで午前の試験が終わったわけですが、時間的にはかなりはやく終わったので、軽い昼食を済ませ、いざ午後試験の勉強を!と思いましたが、例によって、直前に詰め込むことはスマートではなかったのでTwitterで、基本情報を受けている人と情報交換を行い、精神を落ち着かせて午後試験に望みました。こちらは終始好調でしたが、時間目いっぱい使ってもわからなかった問題が一つだけあったので結構心配しながら終了しました。なんだか釈然としない終わり方をしましたが、すぐにばいとが合ったので駆け足で駅へ。

まとめ

まあこんな感じで終わった基本技情報技術者試験ですが、なかなか難しい試験だと感じました。これは過去問を解いていても薄々感じていましたが、名前に釣られて案外油断していた人も多いのではないでしょうか。僕はまだ会社に入ったことはないのでわからないのですが、少なくとも、起業が欲している人材としてこんな知識を持った人が好ましいんだな、ということを測る指標にはなったかなと思います。こういった試験はやはり自分の理解度や知識の量を広めていくために必要であって、資格は名前でしかないのではないかという風に感じました。合否関係なくたくさんの実用的な知識が身についてなかなか有意義な試験だったのでは無いでしょうか。これから基本情報を受ける!という方は時計を忘れずに持っていくようにしましょう(後悔)

資格について

少し長くなりましたが、資格全般について僕が思っていることを書きたいと思います。といっても、ほとんど前述したとおりなのですが、資格というのは意外とプロセスが大切で、それ自体は名前に過ぎない。ということが言いたいのです。今回基本情報を勉強したわけですが、これがたとえ英検でもIパスでも、忘れては意味がないものだと思います。資格を取ることはもちろん大切ですし、ぼくの高専では単位になったりするので必死に取るわけですが、大事なのは勉強をしたことなのだと思います。これはテストにおいても同じで、テストで何点取った!っていうのもいいですが、そのテストを通じて何を学んで、何を覚えたのかっていうことを意識した勉強をしていきたいなと思いました。例えば基本情報でせっかく覚えたのに忘れていることがあったら勿体無いですし、企業が求めているレベルに達していないという事になりかねません。正直その名前を冠することによって満足するのも結構ですが、自分をさらに高めていくために共用としてためていくことを重視してほしいと思いました。というかしていこう、と思いました。これについては意見が分かれるかもしれませんが、あくまでぼくの意見として認識していただけると幸いです。語りたいことはまだたくさんありますが、これを書いているのが深夜なので、頭が回りません。勘弁してください。

最後に

基本情報は、これから情報系の職に就こうと思っている人たちにとっては知っておくと良いことですし、もっと言えば、知って置かなければいけないことだとも思います。これによって、会社でのシステムの管理をどうしているかなども薄々わかったりするので、ぜひ学生にも受けて欲しい試験だということを思いました。また、なにを学ぶにしても基盤となる知識を問うものが多いので、ぜひ勉強して、挑戦してみてはいかがでしょうか。僕はもっと頑張って次は応用情報技術者試験を受けたいと思います(忙しくなければ)。挑戦できるのも学生の特権のような気がしますし、今のうちに社会の仕組みを知っておくことはとても重要なことだと思うので、ぜひみなさんも挑戦してみてください!